ブルワーの私はほぼ毎日「仙酔ドラフト」を飲んでいますが、酔い覚めしたことがありません。毎日ぐっすり眠れて次の日に前の日のビールが残りません。
ではなぜ「仙酔ドラフト」は酔い覚めしないビールなのでしょうか。まずは酔い覚めのメカニズムについて説明します。
酔い覚めとは
アルコールを飲むと睡眠から中途覚醒が起こります。これを酔い覚めと言います。この現象の原因は、アルコールのカロリーで上がった体温が、時間とともにもとの体温に戻ることと、アルコールは陰性の飲み物のため、胃を直接冷やしてしまいます。
アルコール摂取により上がった体温が、時間とともに下がっていくため睡眠が中途覚醒してしまうことが、酔い覚めの仕組みです。
アルコールが陰性であることは、東洋医学やマクロビオティックという食養法で知ることができます。
酔い覚めを防ぐ方法
酔い覚めを防ぐ方法の一つとしては、アルコール飲料を飲んでから3、4時間おいてから眠りにつくという習慣をつけることでしょう。これなら体が冷えた後に眠りにつくので中途覚醒することはありません
もう一つの方法としては、陽性の食べ物をアルコールと一緒に体に入れるというやり方です。
今回はそのもう一つのやり方としての「仙酔ドラフト」の提案です。さて、仙酔ドラフトの仙酔はなにを意味するのでしょうか。
瀬戸内海国立公園の中にある無人島、仙酔島には、私たち感謝グループの塩工房があります。ここでつくっている塩は、昔ながらの海水をくみ上げ沸かして精製する自然塩です。
そしてこの塩を仕込み水に入れ込んだビールだから、「仙酔ドラフト」と名付けています。
この自然塩は、陽性の要素を持った最高の食べ物です。成分表記を下記グループサイトの商品ページから見てみましょう。
http://www.kansha.co.jp/kumiai/item/008shio.html
原材料 :海水
栄養表示 (製品100g中):
エネルギー 0kcal ・ たんぱく質 0g ・ 脂質 0g ・ 炭水化物 0g ・ ナトリウム 33000mg
成分表示 (製品100g中):
カリウム 180mg ・ カルシウム 1000mg ・ マグネシウム 510mg ・ 鉄 0.2mg ・ クロム 35μg
素晴らしい成分内容ですね。まず単純にNaClとしてビールへの影響です。モルトボディを強め、マウスフィールに貢献するとされています。単純に言えばビールの風味、コクが強化されます。
情報源は次のWEBページから。いつもお世話になっているサイトです。
http://beersmith.com/blog/2008/08/24/brewing-water-hard-or-soft/
続いてこの塩の成分の中のカルシウム。糖化酵素の活動を促進してくれます。
マグネシウム。酵母の代謝活動を促進します。
カリウム。酵母の栄養分になります。
そして最後に自然塩は強力な陽性食品ですので、体ポカポカ、アルコールの陰性を中和してくれて、中庸な飲み物に変えてくれるのです。
まとめ
以上のことから、「仙酔ドラフト」は酔い覚めしないビールであることが分かると思います。健康的で楽しいライフスタイルには「仙酔ドラフト」がぴったりなビールなのです。
もちろん他のアルコール飲料もこの「感謝の塩」と合わせて楽しむと酔い覚めしにくくなるでしょう。しかし成分をみると、ビールの仕込み水に使うことがもっともお得です。
それは上記に書いた通り、ビールのコク、風味の強化、糖化酵素の活動促進、酵母の代謝促進、酵母の栄養素になるなど、ビールがより美味しくなる要素が満載なわけですから。