こんにちは。ブルワーの濱岡です。
先月予告をしていました、「仙酔ドラフトIPA」が少し遅れましたが完成しました。この機会に改めて商品の紹介をさせて頂こうと思います。
※前回の記事「牛ステーキと合わせたいクラフトビール、『仙酔ドラフトIPA』を新たに醸造します。」はこちら。
コンセプトは「牛ステーキに合う仙酔ドラフト」
定番商品の仙酔ドラフトをベースに、「仙酔ドラフトIPA」は生まれました。白ぶどうのようにジューシーで、かつ薔薇の花のようなフローラルな芳香の中に、よどみのないきれいな苦み。これがサッと引いてまろやかさが残り、後からくるうまみがじわじわと奥行きを増して口中に広がっていく。後味がすっきりしていて飲みやすいが、全体的には複雑なティストの味わい深いビール。これが私たちの「仙酔ドラフトIPA」です。仙酔島の海水塩を副原料に使い、ホップを苦みから香り付けまでふんだんに使う事でこの味を実現させました。
もちろん合わせるには肉料理。うまみが利いたこのビールに、肉汁がしたたり落ちる熱々の牛ステーキ。それはきっと、うまみ×旨味が口中を心地よくマリアージュすることでしょう。そしてこのビールは、ぜひ10度以上まで温度を上げてから飲んでいただきたいと思います。冷蔵庫から出して数分置いたくらいの温度です。香りがふくらみ、うまみをより豊かに感じられます。
クラフトハート・ダイニングのジャズイベントでのお客様の意見。
解禁日の前に、クラフトハート・ダイニングのジャズイベントにご参加のお客様へ、先行テースティングをしていただき、ご感想をお聞かせいただきました。
Sさん 30代男性「新作ビールは香りが甘く、飲み口も少しの苦みからフルーティな味が広がって、非常に飲みやすく、おいしかったです。ごくごくいけます!」
Hさん 40代女性「口に含んだ瞬間に、口全体に広がるふくよかな風味に驚き、ビール本来の苦みあると思えばまた、なんとも言えない旨味というか甘みを感じました。ビールの苦みよりもうまいって感じのビールでした。けっこう好きかな!」
ご意見くださりありがとうございます。
仕様を確認。
このビールの基本仕様は、次の通りです。ビアスタイルは「アメリカン・インディア・ペールエール」。アルコール度数は7%とやや高めです。原材料は、麦芽、ホップ、そして仙酔島の「海水塩」。
なぜ海水塩なのか?
ナトリウムには酵母の活発な活動を促し、より豊かな香味成分の生成を助ける力があります。また、なによりこの自然塩は陽性の食品で、身体をぽかぽかと温めてくれて、酔い覚めしないのです。生きた酵母と海水塩で、とっても健康的なビールと自負しております。